台詞の覚え方
今日も今日とて原田の日記。
さて、よく芝居を見に来たお客さんから、
「よく、あんなに膨大な台詞覚えられるねー」
と言われます。
勿論、一日二日で覚えたわけではなく、一ヶ月、二ヶ月かけて台詞を頭に入れるので、多分、思っているほど難しい!とか私にはできない!という類のものでななく、
学校の試験や、公務員の試験のほうが100倍難しいと思います。はい。
とは言っても、台詞の入れ方自体は、役者さんそれぞれ個性があるといいますか、覚え方は千差万別ですね。
テストのように、暗記で覚える人。
稽古場でやりながら覚える人。
ニュアンスで覚える米田。
追い詰められると覚えだす人
自分の台詞に黄色いマーカーをいれたり、ぎりぎりまで、台本を離さなかったり、
後、覚え間違いをしたまま気づかずに本番までそのままだったり、役も個性ですが、台詞覚えも個性です。
かくいう僕は、基本的には稽古をしながら覚えて、稽古の帰りの深夜、自転車で我が家に帰宅しながら、ブツブツと反復練習をして覚えます。
ええ、怪しいことこの上ないです。
「ふざけるな!ふざけるなふざけるな!」などとと台詞を言いながら自転車漕いでますので、すれ違いの人がビックリします。
職務質問されること請け合いです。
この感じは誰も居ないと思って自転車に乗りながら、つい大声で歌ってたら、突然通行人がでてきて、なんとも気恥ずかしい思いをするあの感覚に似ています。
以上、連日深夜までの稽古続きで、疲れてるはずなのに、たまの稽古休みの日も何故か上町の主催と飲みに繰り出し、結果深夜帰りになる、成長しない原田がお送りしました。