劇団コーヒー牛乳感激日記2~あんたらホットコーヒーだよ編~

前回までのあらすじ。

田舎者原田は、東京砂漠に耐えながらも、無事劇場までたどり着く。
ところが、鹿児島の劇場と同じ感覚でいたため、
当日券で大丈夫だろう、とたかをくくって、呑気に飯を食っていたのである。
そして、大都会の厳しい洗礼が原田を襲う!
まさかの満席!!果たして原田は無事に観劇できるのか!!!

詳しくは、前回の日記参照!


というわけで、キャンセル待ちに望みを託し、時間を待つ。

また一人、一人と、前売り券で会場に入っていく。

もはやここまでか・・・

そして、運命の刻

19:30(開演時間)

受付人「すいません、本日は満席となりまして、キャンセルもでません、大変申し訳ありませんが、
明日でしたらチケットにまだ余裕がありますので、よろしければ明日改めてお越し下さい」

・・・諦めたらそこで試合しゅ・・・



試合終了

 

 

 

諦めて帰っていく、待ち人たち。
さっきまでは、キャンセル待ちを激しく奪い合う敵同士だったが、
今は、傷つきあった野良犬同士、妙な連帯感がロビーを包む。

そして、明日のチケットを予約し帰っていく。。

みんな、オレの分まで明日楽しんでくれ。。

そう思ったとき。

原田は信じられない行動に出た



オレ「あの・・・」

受付人「はい?」

オレ「立ち見とか隅っこでもいいので何とかみれませんかね?」

大胆不敵

受付人「えーっと」

さらに原田はあろうことかこう続けた。

オレ「僕、鹿児島から来たもので、明日観れないもので・・・、ほんとにはしいいことかでもいいのですが、無理ですかね?」

厚顔無恥

いやね、旅の恥は掻き捨てといいますしね。これでダメなら諦めようと、言うだけいってみようと思ったわけですよ。
だって観たかった芝居ですし。。
いや、結構葛藤したんですよ、ずずうしいな、と、クレーマーみたいだな、と。
でも、意外と原田ってイイ奴なんですよ?

そして、少々お待ち下さいと会場に掛けていく、受付人。

あー、悪いことしたなー、困らせちゃったなー、と思っていた時、


奇跡が起こった


受付人「あの、ちょっとお話が・・・」
オレ「はい」←怒られるんじゃないかと内心ヒヤヒヤ

受付人「あの、会場はせまいもんですから、会場での立ち見はできないんですよ」
オレ「あ、はい、すいません、無理言って・・・」

誰もが諦めた、その時

受付人「ただ、会場のちょっと上にオペ席がありまして、狭くて、梯子とか登らないといけないんですけど、あと、となりで音響さんがオペしてるんですけどもしそこでよろしければ、良ければそこの隣でご覧になりませんか?」

オレ「Σ!!!」←放心状態

受付人さま「どうでしょうか?」
オレ「い、いいんですか」

自分で言っておきながら物凄い恐縮するオレ
受付人さま「はい、どうぞー。でもかなり狭いですよ」
オレ「いや、全然構いません!!ありがとうございます」

そして、会場行くオレ。
かっちょいー舞監のあんちゃんや、演出?らしき人も快く案内してくださって、感動。

スタッフの方の心遣いが心にしみます。

あんちゃん,東京は冷たい人ばっかだと思ってたよ。
ちがうんだね。。。

そして、オペ席への梯子を渡る。
小劇場なのでかなり客席に近いです。


そして、オペさんの邪魔にならないよう、ちょこんと、そばちょこんと座るオレ。


感想は長くなったので次回!!