ナカズ旅日記~番外編~

あ、どもども、旅行ボケが抜けきらない原田です。
毎日ボーっとしてます。

なんでこんないボーっとしてるのだろう、と考えていますが、
よくよく考えると旅ボケではなく、

風邪的な何かだと思います。

どうりで熱っぽいはずだぜ。

カコイ家で窓際キワキワで寝たことが原因か、
深夜までカコイ家においてあった「君に届け」を読破したことが原因かは
定かではありませんが。

でもそれが原因だった場合やっぱり旅ボケだと思います。


さて、そんな北九州ブームな鳴かず飛ばず。

ブログに乗せ忘れてた出来事があったのです。


団員のカコイは、昨年、鹿児島の大学卒業後、北九州への地へと旅立ちました。

そして、鹿児島と北九州でのまさかの遠距離芝居という、
新しい形で劇団に残ってくれています。
今は月に一度帰ってきて稽古に参加してます。

さて、話は変わりますが、役者さんの中には、

「役に入り込む」

とか

「役が抜け切らない」

とか
いうタイプの方が居ます。

いわゆる憑依型っていうのですかね?

演技っていうより、その人になっちゃう的な?
まぁ自分はそのタイプでは残念ながらないので
その感覚はわからないのですが。

カコイさんが最後に舞台に立ったのは、去年の3月の

上町クローズライン公演
陽の当たらない英雄列伝vol1
オーパーソンズ11~篠原国幹維新悲話~

という舞台だったのですが、
そこで彼女は永山弥一郎という薩摩の武士を演じました。

こんな感じで

最終的にはこんな感じで

画像は上町クローズラインさん
HPより抜粋。


そりゃーもう、見事な武士っぷりでした

あれから一年と3ヶ月。

どうやら、彼女、

まだ武士魂が抜けきっていないようです。

それは、下関での出来事。

下関で昼食をとった後、一休みしていると、
海辺の特設ステージで、

武蔵と小次郎が戦っておりました。

そう、下関からはあの巌流島が近いので
イベントをやってたのですね。

多分、ゲキダンインの方が刀をもって、
武蔵と小次郎の戦いを再現しています。

小次郎が武蔵の一撃に倒れて勝負あり!と思ったとき、

事件が起こった

突然、客席から声が

「ちょっと待ったー!!」
ざわつく客席。

そして何者かが舞台に上がった


そして剣の構えを取る

「チェストーーー」

あ、あの構えは!、薩摩志士が得意としている
二の太刀いらずの奥義!

示現流!
そう、

カコイだ!


いや、その顔は武士そのもの

弥一郎だ!!


歴史観なんてなんのその、

あっという間に武蔵を倒すカコイ。

強いぜ薩摩。


こうして、巌流島の戦い2009は

武蔵VS小次郎VSカコイ

の激闘の末

カコイが歴史を塗り替えたのである。

そのときの一枚がこちら。

SN3I0001

そんな武士な昼下がりでした。


ハラダ。